屍鬼 1・2巻

ばたばたしてて感想遅くなっちゃった。。。取り急ぎではてなのキーワード編集はしたけど。
コミクスは勿論買いますたよ、、、!いや毎月ジャンプSQも買ってるんだけどね。フジリューの厳密な意味でのコミックス新刊、、、既刊の完全版とか文庫版とかジャンプリミックスじゃない新刊はwāqwāq以来かしらぁ。。。(*´艸`*)もうそれだけで嬉しい信者脳はどうすればよいのやら、、、
まぁ信者的にはフジリューマンセーしか言わないってか、素晴らしいとしか思わないから、イコール一般の人々に受け入れられるのかとかはどうなのかしらとハラハラしてたんだけど(何様w)概ね、予想してたより好評価ぽくて嬉しい限りw売れ行きも良さそうだし!

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 1 (ジャンプコミックス)

屍鬼 2 (ジャンプコミックス)

屍鬼 2 (ジャンプコミックス)

以下普通にネタバレ感想。しんじゃのかんそうをあまくみるな!無駄に長いぞ!(文章力がないだけです)

●表紙/装丁:まず表紙が素晴らしい

最初は表紙の2人の柔軟すぎるポーズになんだかびっくりだったけど(何をしてるポーズなんだろうか、、、)やはしフジリュー絵は美麗ですなぁ。それだけで十二分に商品価値があるというか。これ本屋で2冊平積みしてあってすごい目引いたもんwシマ氏の作戦勝ちだな!
そしてフジリューコミックスってどれも装丁と言うか全体のデザインが作品に合っててシンプルで綺麗だよなぁ。1巻、2巻ともにメタリックな加工が入ってていいかんじぃ〜。よーく見たらちゃんと2巻表紙の沙子に鼻があるのだねw
裏表紙は鯨幕、、、なんて不吉な少年マンガwwまぁ屍鬼のお陰で葬儀に対する知識がちょっとついたかな、という気もするけどw折り返すと幻想的な蓮の花があったりして哪吒だ!ふつくしい、、、!
背表紙も一巻黒、2巻白で、こちらも鯨幕??と思いきや、その上から血痕があるのだけど、、、並べてみると、、、あれ、、、この血痕繋がってる??うわぁぁ細か!3巻以降は大量出血予定なのかしら(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
封神完全版の表紙が陰と陽-太極図モチーフだったから、今回も人間-屍鬼で表紙は続くのかなー、次は坊主か医者かなぁ
ちなみに各巻1枚ずつカラーが再録されてるのだけれども、1巻はプロローグの夏野グラビアw、2巻は恵(ポスターだったやつ)でしたね。2巻の一番最初の話の巻頭カラー(皆で登校?)がさわやかであんまフジリューが描かない的でもとてもステキーだったのでこっちでも良かったなぁ。まぁいつかきっと完全版かPUTITAKITYU2で補完さ(先過ぎる)
ただ中身が上下白いのは不自然でなんか嫌かなぁ。印刷時の刷りミスとか断裁でのミスは減りそうだけど、SQコミックスは皆こうなのかしら、、、

●内容:村は死に包囲されている――――

人口わずか千三百、未だ古い因習と同衾する外場村。
猛暑に襲われた夏、悲劇は唐突に幕を開けた。山深い集落で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が、まるで獣が蹂躪したかのように散乱していた。闇夜をついて越して来た謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それともー。超弩級の恐怖が夜の帳を侵食し始めた。(あらすじ)

原作は読んでません。小野主上の作品は「魔性の子」で怖いわたくし。ホラーがだめなのであります、、!
結構改変されているらしいマンガ版。いや、フジリュー版。連載終ったら原作読んでみたいなぁとか思いつつ。
連続死に対して色々疑ってみたり医療用語とかガスガス出て来たり、そのうち徐々に死の被害が身近に及んだり、、、というかんじで、1,2巻は真綿で頸を絞めるようにじわじわと、日常が非日常に浸食されて行く感じ。
やはりホラーというものは「わからないから」怖いのだなぁ、と思う。「あるはずのものがない」「あたりまえなことが違う」「正体が分からない」そんな些細な小さな染みが、広がるようにして日常を染め尽くして行く、その様子をかなり丁寧に描いてると思う。もう少ししたら物語全体に大きな動きが出てきそうなので、またそこで印象は変わりそう。楽しみだな〜
絵はPCで描いてるんだろうけど、写実的で白黒はっきりした背景がいいかんじ。こんなに老人のバリエーションが描けるなんてすごいなぁとか思いつつ、若者たちは結構マンガっぽい絵柄に対して中年〜老人が写実的な絵柄なのでこの世界の人達は年を取る段階で何があるのか気になるところw
沙子と静信のやりとりのシーンが好き。なんか他のシーンは日常に基づいた人が容赦なく死んでくーて感じで展開早いんだけど、ここだけちょっとゆったりというかマターリじゃないがwふしぎな緩急がついてていいなぁ。こういう超越者との逢瀬みたいなシーン上手いなぁ。

どうでもいいけど端々の効果音がフジリューすぎてウケる「ケチャ」とか「ブビィィ」とか「くきっ」とか「シャバーン」とかww

●キャラクターについて

印象的なのを何人か。
恵は下妻物語の桃子みたいなかんじなんだろうか。個人的には日傘おっきくないと日焼けしそうだ、とかそんな高いヒールで田舎道歩いたらヒールひっかからない?とか夜そんな茂みにノースリでいるとヤブ蚊とかにさされるよ!もしくはかぶれるよ!とか気になるけど可愛いからまぁいいや(ヲイ)
屍鬼化してから結構怖いんだけど、フジリュー美少女キャラらしく、毎回衣裳替えしてくるのでウケてしまうwどうやって着替えてるんだwwデスノのメロのチョコレート並に変なところで足がつきそうだww
夏野はやはり私服が残念な子なんだろうかwみんな私服あぁなのかな、とか思ったら徹ちゃんとかはape、、、じゃないけどまぁapeみたいの着てるしww
彼はなんか万能タイプというか、、、学年に一人くらいいる「何でもできちゃう子」というかなんか子供なんだけど行動力あって自分の意志を持って進める希有な子というか、大人っぽい子というか、、、ペルソナシリーズの喋らない主人公みたいなwフジリューキャラでは珍しいタイプかも。女の子にも容赦ないしなぁー彼は今月のSQ誌でちょっと子供っぽい部分が見えてきていいかんじ。ツンデレww親に反抗→はやく自立したい!大人になりたい!ってかんじの子なのかとなんとなーく思ってたからお母さんと結構フツーなかんじなのが意外だった。腐った見方的には徹ちゃんが夏野用の布団用意する前は、、、どうやってあの部屋で寝たのかすごい気になる、、、!ww 女の子同士なら友達で布団一緒に寝るってあるけど、、、いやまぁきっとどっかの部屋から徹ちゃんが布団持って来たのだろうけど、、、あと部屋の窓って網戸ないのかな、、、虫入ってくるよ、、、<虫気にし杉
若御院はゆかいな美人さんだと思うのだけれど(新ジャンル:グレイ美人ww)草履でスクータあの止め方はないだろうwwどんな草履だよwwww
正雄は「なんだこのKY」とか思ってしまったwwでもこの位が一番共感というか、、、同調しやすいのかなぁ。義姉さんとのやりとりあたりは(原作屍鬼読んでないのに)なんとなーく小野主上の文章が浮かぶようだったw、、、葵ちゃんに一括されるとこはスカッとしてしまったww
沙子はブキミ可愛いと思う。あの髪のかんじとか好きだなーふしぎようじょようじょ。

<チラ裏>
結構アクティブなお坊さんに違和感wてコメントを見た気がするけど、わたしはあんま思わなかったかなぁ(まぁ結構何見ても「そんなこともあるか」で済ませる性格ってのもある)子供の頃たまに遊びに行ってた友達のお家がお寺で、行くとその家のおとーさん(お坊さん)延々とTVゲームしてたりとか、そのおとーさんが、、、なんつかダメな方向に人間くさい感じのww人だったりとか、その子からお坊さんてね〜みたいな話を聞いたりしてたので、あんまお坊さんに対して特別な職種のイメージないんだよなぁww
</チラ裏>

●その他

後書きマンガは「断崖絶壁今何処」じゃなく「卒塔婆村からコンニチハ丑三つ時」ww
1巻にしか収録されてないんだけど、、、もしかしてこれ1巻と最終巻にしか描かれなかったりするんだろうか、、、!?そんなのいやぁーーーー。・゚・(ノД`)・゚・。3巻にあることを祈ります。あと小野主上もとい小野神が神々しすぎてフイタwwそれにしても悪のふくへんシマ氏いいなぁ、、、waqの時って担当はシマ氏じゃなかったぽくてAGM(あとがきまんが)に担当さんの描写が一切ないんだけど(シマ氏はVJの副編だったんだっけかな)(*キモイ信者は「やはりシマ氏のアオリは秀逸よのう」とか言って読みます)掲載誌がSQ になって担当がシマ氏に戻ったら「悪のふくへん」としてちゃんと登場させるあたり、フジリューなんというツンデレ、、、!ww「なんでSQ連載で屍鬼だけやったらページ数多いんだろう?」という疑問にさらりと答えてるけど「他のマンガ家こんなに描いてねぇじゃん」てwwやすうけあいフジリューいいなぁwwしかもSQ誌で1、2を争うクオリティで一番ページ数あるからなーww原作つきとはいえ他のマンガ家立つ瀬ねぇ
あと「外場村封神リスト村人ファイル」もついてる!これでこの巻の生存者がまるわかり!便利だね!

●まとめ・次巻について

3巻は10月発売予定らしい、、、!つまりブリーフからですね。わかりますwてか早! フジリューご自愛ください、、、!
というかんじで長々書いて来たけど、信者脳な感想なのでほんと偏ってます。
「封神以降ひさしぶりにこの作者みたー」という意見に「なにおう!封神終了後は異説(読み切り)描いて、サクラテツ連載して、Thanka Machine(ポスター)かいて、waq連載して、天球儀(読み切り)描いて、封神の完全版出して、ぐりパンのデザインしたりマンガ描いたりして、画集出して、文庫出しつつ屍鬼の連載←今ここ、ジャマイカ!」と言っちゃうくらいのアレなので
まぁそこまで藤崎信者じゃない人は表紙とか、絵が大丈夫だったら買って損はないんじゃないかなーと思います。(レビューがこの一文で済むじゃんというのは禁句!)