零崎双識の人間試験

『零崎双識の人間試験/西尾維新』読みましたー。
いや前悩んでたんだけど、結局「ネコ(下)」は買っちゃって…戯言シリーズは人間試験と「ネコ(上)(中)」は持ってなかったから、全部買って読んでから「ネコ(下)」の感想でもちゃんと書こうかなーて思ってるかんじ。


で、人間試験感想。
全体的な印象としてはブギー本編のノリで読んだらビートだった!みたいな(例えですよ)
お兄たんのキャラがよかった。段々弟の方が目立っていったけど、最後までこの人だけがメインでもよかったと思う。しかし相変わらずだけど…勿体ないことするねぇ。キャラの;
弟君はいきなりシリーズ読者に向かって語りかけるのはやめようぜ。”アイツ”について思い出し過ぎだよw
あとライターに火がつかない!てあたりでいきなりお兄たんがジョジョ化したのに爆笑してしまった。本当はコレやりたかっただけじゃねぇの?とか勘繰ってしまったよ。
もっと番外編ぽく、本編とは多少のリンクなのかなーて思ってたら、名前とか回想とかで本編キャラがかなり出て来てた。世間は狭いものだなぁ。
読んで思ったのは、やっぱわたしにとって戯言って(ギリギリ)ミステリのフォーマットにラノベっぽい世界観をブチ込んだ感じがよかったのかなーて。ていうかそこが斬新だっただよなぁて再確認。まぁ段々本編もミステリじゃなくなっていったけどさ。そういうしがらみが最初からないこの本は、なんか突き抜けすぎてて却って普通だなーという印象。いや面白いんだけど。戯言のバトルパートがそんなに好きってワケでもないわたし的には、エッセンス程度の方がいいらしい。一般の視点だった伊織ちゃんも結局…だしなぁ。
本編読んでる方には楽しめるカンジだったね。
そういえば同梱のCD-R…Mac対応してNEEEEエエエェェェ(´Д`)ェェェエエエ

…またか…_| ̄|○
いや読めたからいいけど…ファイル名とか文字化けしとるよ…
そういえば表紙絵で竹さんの絵の変遷が見れるよコレ。個人的には最初の方の画風が好きだったなー。ベジェだからそう大して手間は変わらないんだろうけど(ベジェって時点でめんどくさいだろう…)今の方が少し雑く見えるんだよなぁ…

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス)